SUZUKI S-エネチャージについて(その二)
TCS-Jのスタッフからお客様へのメッセージや日々の出来事をご紹介します。
2015.1.8プロが教える車選び情報
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申し遅れました。飛び入りライター杉原です。本日は元旦のブログに引続き、SUZUKI Sエネチャージについて、ご紹介します。
前回のブログでもご紹介しましたが、S―エネチャージは間違いなくハイブリッド車なのです。
では何故スズキはハイブリッドと呼ばなかったのでしょうか?
メーカーであるスズキからは何の公式発表もありませんので、本当のところはわかりませんが、
恐らく「ハイブリッド車」に対する一般的なユーザーの期待には届かない・・・と考えたからではないでしょうか。
ご承知のとおり軽自動車においては、何年も前から熾烈な燃費競争を繰り広げており、
既にどのメーカーもかなりのレベルにまで達しているため、これから更にユーザーの期待を裏切らない大幅な燃費向上は
望めないと判断したものと思われます。
また今回のS-エネチャージはハイブリッドではありますが、いわゆる「マイルドハイブリッド」です。
TOYOTAプリウスなどは、エンジンの他に駆動用のモーターを積んでいますが、
SUZUKI S-エネチャージでは駆動用のモーターの代わりに、
「オルタネーター」を駆動用モーター兼始動用モーターとして使用しています。
ちなみに「オルタネーター」とは、本来バッテリーに充電するためのものです。
つまりS-エネチャージはではこのオルタネーターが「充電」、「駆動」そして「始動」の三役を担っていることになります。
トヨタのように別に駆動用モーターを積まなかったのは、恐らく
軽自動車の限られたスペースとコストの問題をクリアできなかったからだと思われます。
ともあれ、S-エネチャージ! 結構快適ですよ。
今までのアイドリングストップ車の場合は、エンジン停止状態からアクセルを踏むと
セルモーター(エンジン始動用モーター)によりエンジンが始動し、そして車が走ります。
これに対しS-エネチャージの場合は、アクセルを踏むとオルタネーター自体がエンジンを始動し、
同時にオルタネーターがモーターとしてエンジンをアシストします。
だから従来のアイドリングストップ車に比べ、エンジン再始動がとってもスムーズなのです。
「燃費」だけではない「S-エネチャージ」! 是非 TCS-Jで試乗してみてください。
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