愛車を知らないうちに傷つけている?!
TCS-Jのスタッフからお客様へのメッセージや日々の出来事をご紹介します。
こんにちは
TCS-J 久留米支店 森松です
今日は皆さんが気付かないうちに
書いていきます!
急発進・急停車・急ハンドル などの【急】がつく操作は
車全体に大きな負荷をかけています。
例えば、急発進、急加速を行うと
エンジンやトランスミッション内のオイルが油膜切れを起こし、
潤滑剤としての役割を十分に果たすことができなくなる可能性があります。
また、急発進、急加速に加えて、急ハンドルを繰り返すと
フレームやブッシュ、足回りの劣化が進行してしまいます。
買い物や子どもの送り迎えなど
短い距離を走るチョイ乗りを繰り返すのはクルマには優しくない運転のひとつです。
ちなみに、チョイ乗りに当てはまる距離の目安は1回あたり8㎞以下の走行と言われています。
走行距離の短いチョイ乗りでは十分な充電が行われず、バッテリーの寿命を早めてしまいます。
また、暖気なしのエンジン自体が温まりきらない状態でチョイ乗りをしてしまうと、
蒸発しきれなかったエンジン内部の水分がエンジンオイルに混入して
エンジンオイルが変質してしまう恐れもあります。
チェイ乗りをする場合は、1~2分程度アイドリングをして暖気をして、
急加速しないようにしながらエンジンの回転をある程度上げるようにしましょう。
これでバッテリーの劣化やエンジンオイルの劣化を防ぐことができます。
Pレンジだけでクルマを停車しておくと、
ギヤの噛み合いが弱くなって遊びが多くなり、
最悪の場合は、ギヤの歯止め用の金属製の爪(パーキングロックポール)が外れて
クルマが動いてしまうこともあります。
さらに、Pレンジに入れた状態でクルマが動いてしまうと、
パーキングロックポールに強い負荷が掛かって破損してしまうこともあります。
パーキングロックポールの破損を防ぐだけではなく危険を回避する意味でも、
停車時には必ずサイドブレーキとPレンジの両方を使うようにしましょう。
車止めにタイヤをぶつけるようにして駐車するクルマをよく見かけますが
これはNGです。
車止めに勢いよく当てた時に車体にかかる負荷は凹凸のある悪路を走行している時と同じくらいです。
特に、サスペンションへの負荷は大きくなります。
最悪の場合は、ホイールアライメント(タイヤの取り付け角度)が狂う可能性もあります。
特に注意したいのは扁平率の低いタイヤを装着している場合で、
タイヤで衝撃を吸収しきれずホイールに大きなダメージを与えることもあります。
また、車止めにタイヤを押し当てた状態のまま駐車すると
サスペンションに負荷がかかったままになってしまうので避けましょう。
車止めにタイヤが当たったと感じたらそのまま駐車せず、
少しだけ前に出して駐車することが足回りにダメージを与えないコツです。
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