愛車を知らないうちに傷つけている②
TCS-Jのスタッフからお客様へのメッセージや日々の出来事をご紹介します。
こんにちは
TCS-J 久留米支店 森松です。
今日は
をしていきます
見落としがちなのがタイヤの空気圧です。
自転車と同様、クルマも自然にタイヤの空気は抜けていきます。
空気圧が少ないまま走行すれば燃費が悪化することはもちろんのこと
張りが足りないため、補強の入っているタイヤのサイド側に
負担が集中して中央部に比べて摩耗が早く進んで、偏摩耗を招きます。
さらに高速走行をすると
タイヤがたわんで操縦安定性が低下するだけではなく
変形を繰り返したことにより発生した熱でタイヤの構造材が破損して
タイヤがバーストする「スタンディングウェーブ現象」を起こす可能性もあり、とても危険です
いっぽう、空気が抜けてしまう分を見越して、
適正値より高めの空気圧に設定することもNG。
空気圧が高すぎるとタイヤが張りつめすぎて
中央部分の摩耗が進行したり、接地面積が減ってグリップ性能が低下してしまいます。
エンジンオイル、冷却水、ブレーキフルードなど
クルマは消耗品の集合体です!
技術の進歩で長寿命化し、交換頻度が少なくなっているものもありますが、
使用環境によって消耗具合は異なるため注意が必要になります。
劣化したエンジンオイルをそのまま使用し続けると粘度が下がって十分に潤滑できず、
エンジン内部のパーツの摩耗、異音や焼き付きが発生する恐れがあります。
さらに、ブレーキパッドを交換しないで使っていると、
パッドの硬い裏板やブレーキピストンがディスクローターに押し付けられるて削れてしまいます。
長期間クルマを動かさないことは車両全体の劣化を招きます。
エンジンオイルを長期間に渡り循環させないと油膜切れを起こしやすく、
シリンダー内にサビが発生してピストンが固着したり、
動いても十分な潤滑ができず焼き付きを起こす恐れがあります。
また、タイヤは地面と接している部分が平らに変形してしまう
フラットスポットができてしまうこともあります。
バッテリーも自然放電してしまうことで寿命は大幅に短くなります。
足回りなど駆動部にはサビが発生しやすくなります。
さらに青空駐車であれば塗装やゴムの劣化も早めてしまうなど、
クルマにとってはいっそう過酷な環境となります。
定期的にクルマを動かし、保管時にはカバーをかけたり、
直射日光の当たらない場所に駐車することが
車両のコンディションを良好な状態に保つうえで必須になります。
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