車検制度について (その二)
TCS-Jのスタッフからお客様へのメッセージや日々の出来事をご紹介します。
本日は、飛び入りライターの杉原毅が担当します。どうぞよろしくお願いします。
テーマは前回12月1日の続編、「車検制度について その二」をお送りします。
前回は車検制度の概要についてご紹介しましたので、今回はもう少し深くご理解いただくために、車検に対する良くある「誤解」をご紹介します。
車検に対する第一の誤解は、車検そのものはその時の車の状態を単に「検査」することであって、次回車検までの故障しない・・・ということではないのです。
皆さんの中にも、車検を受けると車がリフレッシュされて戻ってくるように思っている方はいらっしゃいませんか? 私の友人知人の多くも、そう思っています。
その一でもご紹介しましたように、車検は安全・環境の面について国の定める基準に適合しているかを確認することです。
また車検と同時実施が義務付けされている法定点検(2年または1年)も、
『車検』と同様単なる点検であり、決して車をリフレッシュするものではありません。
ただその結果悪いところが見つかれば、お客様の同意のもと修理や調整を行います。
タイヤ・バッテリー・ブレーキパッド等々の交換が、それにあたります。
健康診断に例えると、以下のような感じでしょうか・・・?
『定期健康診断で胃カイヨウが見つかり、後日病院で飲み薬を処方してもらった。』・・・を車検に例えるならば、
定期健康診断=車検(または法定点検)
飲み薬の処方=修理や調整(タイヤ・バッテリー・ブレーキパッド等々の交換)
つまり、健康診断では病気を発見することはできますが、治療はできません。
治療は薬の処方等によってはじめて可能となるわけです。
ちなみに下記のサイトで詳しくしかも分かりやすく説明しています。
是非一度ご覧ください。
http://www.car-inspection.sakura.ne.jp/01.html
最後に、一言。
車検は、当社 TCS-J (株)トータルカーサービスジャパン でお願いしますね!